2008年7月22日火曜日

手編みのセーターやベスト

今もそうだけれど冬にはニットのセーター、春や秋にはベストを着ることが多い。生まれた時から市販のセーターは着たことすらない。だから人と同じ服はありえない。いつも違った服を着ていたのが原因なのかはよく分からないけど人と同じはいやだな。お袋は僕が生まれた頃に編み物の先生の免許をとっている。先日 実家を掃除してて発見。まだ残してあったのねって感じだった。彼女の卒業作品はなんとニットのセーターのバックに龍が天に昇るところが刺繍してあったと言うから驚きだ。色んなのを着せてもらったけど目立って困ったのも事実だった。方袖が長袖でもう一方が半袖のはいかがなものか。http://akekan.client.jp/orgel.htm 中央の写真は前のライブの時の写真。このベストは私が依頼して作ってもらったもの。紅白にもし出たら手編みのセーターをプレゼントしてくれる約束がしてある。もうなんとなく頭の中では描いてあるセーター。歌と一緒かもしれない。誰かのに似ている歌はいらない。

聴くと映像が浮かぶ歌

僕の曲はそのタイプが多いとよく耳にする。【 頬杖つく朝 】 『 君と初めての朝がカーテンの隙間から 音もなく薄紫色のスクリーンを浮かべてる 今 映像の中の君が僕に微笑 あぁー 僕らの中を朝が通り抜けていく 』 http://akekan.client.jp/satoru07menu.htm で聴いてみてください。誰の真似でもない僕の中から湧いてきた歌を無料で楽しめます。しかし飾ってない歌って世の中 少ないから。。。。ん ?  エコーくらい入れろってか。うふふ もうじき還暦の声には聴こえないでしょ。

学生の頃には

世界民族音楽研究会にいたのだがそこがいったい何をしている所なのか今だよく分からない。まあ歌っていたんだろう きっと。この頃に天才的とも言えるギタリストにべったりくっついて習ったのが僕のギターの始まりだ。僕の曲を聴くとすぐに分かるが色んなギターのパターンがある。これらはその殆どを彼から学んだものだ。面白いのは彼が誰かのテクニックを学んでそれを僕に教えると今度はそれをまったく違った形にしてオリジナルを作って今度は僕が彼に教えたことだ。ギターがあれだけ上手なのにオリジナルとはまったく縁のない彼には僕は不思議であったに違いない。今でもアレンジをしてくれているトランスレーターコージさんやアクアフォレスタさんは口にこそ出さないけど次から次へと出てくるオリジナルに驚いていることでしょう。僕の曲に【 八つ目うなぎ節 】というのがあるがこれはアクアフォレスタさんとの雑談がきっかけだ。彼女が仕事で東京は巣鴨の とげ抜き地蔵 の近くで仕事を済ませた後 参拝した時の話。八つ目うなぎの蒲焼を境内で原宿の若い子たちがクレープを食べ歩きするがごとくしてるって。ここから生まれた親孝行ソング 八つ目うなぎ節。『 八つ目うなぎが身体に良いこと聞きつけた兄弟 最近めっきり弱ったお袋にぜひ食わせたいと。。。。。』 ちぇっ また宣伝になっちゃった。ぺこ。

こんなところに書き続けるためには

当然のことだけど書きたいことを1度に書いたら次がなくなってしまう。したがって少しでも余地を残しておくことが肝心だ。話は変るけど世の中に何かお金も遣わないで楽しめるものは何かと聞かれたら僕はまず歌を作ることを勧めたい。詞だけでは弱すぎるよね。相田みつおさんの様なら凄いんやろけど普通ならひらぺったいものだ。メロディーが載ると立体的になるとでも言おうか絨毯の上の模様が目の前でふわふわと浮いてくるとでも言おうか そんな感じだ。まずはチラシの裏にでも簡単な言葉を書いてみよう。そこから始まる。僕の曲に【愛すクリームハンバーグ】ってのがあるけど腕にあまり自信のない彼女が好きな彼のためにアイスクリームをひき肉で包んだハンバーグを作ってあげるっていう歌詞。途中の間奏のところで僕が歌の中に入り込んでそれを試食するというもの。あははは。フォークとナイフの音、軽やかに。出だしの歌詞は『 ピンクのキティーちゃんの走るエプロン付けて 恥ずかしそうに言うわ 』から始まる。歌なんて そんなもんや。ホームページにあるので試聴してみてください。http://akekan.client.jp/icecream07menu.htm 

自分だけの歌

まずは短い歌詞になる言葉を書く(よく口にする言葉がいい)。『いやになっちゃうなぁ』『なんでいつも男ってこうなるの』『ちぇっ ついてないなぁ』『はふはふ 何かいいことないかなぁ』『ぐっは やっちゃったもんね』まずはこの程度の短いので結構。1つをとりあえず決めたらそれをいつもぶつぶつ口にしてみる。すでに口ぐせになってる言葉ならなおいいね。そのまま発音通りで発声してみながら伸ばしたり短くしたりしてみる。この段階で誰かの曲に似せてはならないのは当然だよね。オリジナルでなくなってしまいます。人に聴かせるならともかく自分だけで楽しむのが大前提だから似せないことが肝心。また逆に似た感じのにあえてしてみるのも良いことかもしれません。どうぞそこは自由にどうぞ。そしてそれをいつも心で歌います。まちがっても『なんで 私はいつもこんなについてないのぉ』なんてのは止めましょう。

一生付き合う歌を心に作ろう

嬉しいにつけ悲しいにつけ歌のある人生は素晴らしい